
2回に分けて学びの探究入試で入学した先輩たちの今の明デでの学生生活や、学びの探究入試を選んだ理由や入試の経験についてのインタビューの後編です。
入試に向けて準備したこと
[Mさん] プレゼミナールを受けた後、
事前準備がたくさん必要だよと教えてもらったにもかかわらず、
準備練習を始めたのは1週間…3日前ぐらいかも。ぎりぎり。
ちょっとずつやってはいたけど、真剣に「5分で発表しよう」とか
まじめにやり始めたのは3日前。
なんとなく調べてはいたけど、
それも1週間前とかぎりぎりにつめこんでいました。
プレゼンは高校の先生がそれこそ夜まで対策を一緒にやってくれてそれが助かりました。
母さんもいろいろ話を聞いてくれたり、
「早くやらなくていいの?」って喝を入れてくれたり。
でも、今までの高校でのプレゼンの経験があったおかげで、
短い時間でもなんとかなったんだと思います。
[Nさん] 私は無茶苦茶準備しました。すごく心配だったので。
プレゼンはやっていたけど、それまで完全アドリブのプレゼンはやってなかったから。
でも、先生がプレゼンでいつも鋭い質問してくれたので、
質問対策ができていたと思います。
私は本番の試験では事前課題とちがうものが出ると思っていたんです。
2時間で調べてプレゼンボード作ってプレゼンするんだと思っていた。
それが、事前課題をベースにしたものが出たんですね。
私はいろんなプレゼンテーマを出してもらって作るっていうのをずっとやっていた。
[Tさん] 自分は、事前に出されたテーマの準備を1か月ぐらい前に考えをまとめて、
2週間前にやっと完成して、先生にせかされつつプレゼンの練習、
やり取りのアドバイスをもらったりしていました。
4,5回ぐらいやって、「これくらいならできるんじゃない?」と先生に言われました。
[三本松] 3人ともプレゼンを他の人に見てもらっていたんだね。
[Nさん] 先生からの指摘がすごい厳しくて、
既存の商品と違うところはなんですかとか、
その場で頭を回転させて言う必要がありました。
なので、ひきだしをたくさん作っておく感じです。
[Tさん] 自分はプレゼンよりもプレゼンシートの内容、
見栄え、どれくらいの内容を入れるかとか、デザインが強い学校だったので、
プレゼンシートへの指摘が多かった。
ここの情報はわかりにくいからこういう情報を入れた方がいいとか。
[Mさん] プレゼンに関しては、そこまで心配されることなく
「いいんじゃない?」ぐらいでした。
ただ、今回テーマをもらった時に、ぎりぎりまで全然何にもやってなかったけど、
2日前とかに母と話していて「これだよ!」みたいなことを言ってくれて、
そこからどんどん詰めてやって、前日の夜中の3時ぐらいまでやってできた感じです。
プレゼンテーションについては、事前の積み上げ(経験)です。
追い込まれた時に今までの蓄積があると感じられました。
[三本松] 今までの経験値だね。
入試を受けてみてどうだったか
[Tさん] 達成感が1番。ちゃんと練習してきたことが発揮できたと思いました。
[Nさん] すごい手ごたえがあったというのはなくて、受ける前も後も不安でした。
それでもたくさん練習してきたからこそ、本番は自信をもってできました。
プレゼンはどっしり落ち着いてやるのが大事だと思うので、
それが面接でもできたので大丈夫だろう!と思いました。
[Mさん] Nさんさんと一緒で、これ受かったのかな?どっちだろう?という感じ。
達成感もありつつも不安も大きくて。
探究入試は先生たちも初めてで。私、面接三本松先生だったんです。
面接の時に先生たちが笑って試験をやってくれたので、
受かったらいいなというのが強くなりました。
[三本松] 笑った?にこやかだった?
とにかく、暖かい面接だったってことかな(笑)

明星デザインに入ってどうか
[Tさん] 楽しいけど、やっぱりきつい。
[三本松] 忙しい?
[Tさん] 課題の量が、
いろんな授業で同じタイミングででかいのが来る。
時期で浮き沈みや波がある。
でも、やって楽しいのというのも何個もある。
[三本松] 1番課題が重なったのはいつ?
[Tさん] 1年後期の企画表現とコンピュータスキルとデザインシンキング。
これやってあれやってこっちもやって、
「あ、グループワークのメンバーと話し合わないと!」とか。
[Nさん] ほんと大変ですね。あはは(笑)
プレゼミナールでやったことやるのかなと思ったけど、
それよりも幅広いし、資料も多い。
パソコンもやるし、木も切るし、とは思わなかった。本当に幅が広い。
[Mさん] ホントにまず、大変すぎる。課題の量がおかしいよね?
[Tさん・Nさん] うん。
[Mさん] 「先生たち私たちが受けてる課題の総量わかってる?
私たち今、木も切ってるけど?」って。
学校は9時までしかいられないし。
先生たちなに考えてるんだろうというのは思いました。
でも忙しいからこそ充実していて、夏休みはやることなくて暇でした。
1年生って充実してるんだなって。
自分の好きなことやって忙しいのは幸せ。
しんどいことももちろんありますけど。
[三本松] 怒りも前向きに進む力に(笑)。それに仲間がいるっていいね。
今、もしくはこれから力を入れていきたいこと
[Mさん] 企画表現5とか、社会にどんどん関連していくじゃないですか。
自分の中だけでは完結しなくなる。
世の中との関わりを、社会に通用する力をどれだけ伸ばせるかが課題。
でもどれだけ楽しめるか、余裕も持ちつつやれるかも大事だと思っています。
[Nさん] 私は、実績をつくること。
外部コンペやりたいと思っていて、課題やるだけでもいろいろ作れるけど、
外部コンペに参加したらそれだけでも「出した」って言える。
これだけのことをやりましたよって胸をはりたい。
[Tさん] スキルをもっと身につけたい。
授業もしかり社会でもしかり、スキルと知識をつけたい。
検定とかも受けて、自分の持っているものの証明が欲しいと思います。
今年中に1個ぐらいは受けたいです。
やってみたいのはカラーコーディネーター。
今までやってきたことで1番近いのがそれなのでやりたいと思っています。
学びの探究入試、高校生にアドバイスは?
[Nさん] とにかく比較検討すること。
手始めにたくさん資料請求する。
そして大事なのは自分の足で行く。
パンフレットは文字と写真しかないから、雰囲気はわからない。
とにかくオープンキャンパスに行って比較検討した方がいいです。
[Mさん] まだ間に合う!って思って、諦めないで。
事前に準備するなら、とにかくいろんなところに行く、
大学について調べまくる。
自分が明星大学に入った理由として、
他はコースがすぐ絞られちゃうけど、明星は絞られずに学べるって知りました。
ぎりぎりまで迷ってしまう自分としてはいろいろな知識を身につけながら、
ゆっくり考えられると思いました。
先に道を絞るんじゃなくて、選べるのがいいと思ったんです。
[三本松] 調べたからそれがわかったんだね。
[Tさん] 調べるは重要。
調べて、自分にフィットするか。
来て聞いて自分にフィットすると思ったからここにしたんです。
実際に足を運んで様子とか、先生の話を聞いてフィットするかどうか調べるのが大事。
高校ではデザインスキルをやっていたけど、
デザイナー全体の技能ができるというのがいいと思いました。
いかがでしたか。明星大学デザイン学部について、もっと詳しく知りたい方はこちらの受験生向け情報サイトや、こちらの資料請求ページのパンフレットもぜひご覧ください。