デザイン学部の西本剛己教授が、中国のグラフィックデザイナー楊超氏と共に、台湾の高雄市にある樹徳科技大学デザイン学部からの依頼を受け、2017年11月1日(水)から4日(土)までの4日間、「2017橫山USR─STU˙MSU 在地跨域˙接軌國際」というプロジェクトにおけるワークショップの指導にあたりました。
今年9月の「台日合同デザインワークショップ2017」で明星大学を訪れた15名の学生に、新たに参加した15名を加えた30名の学生が、5つのチームに分かれ、
・コミュニティマップの制作と活用
・芸術コミュニティにおけるイノベーションモデル
・ローカルブランドイメージの形成とマーケティングプロモーション
・農業廃棄物に付加価値をつける創造的デザインとその活用
・エコツーリズムの行程計画
という、高雄地域の活性化を目的としたテーマでワークショップに取り組みました。
会場となったのは、樹徳科技大学の近くの元兵舎。大変に過密なスケジュールでしたが、廃墟となっていた兵舎の活用を兼ねたワークショップの最終日には、関係者や地元住民など300名の方々が訪れました。プロジェクトの最後は、西本教授の「大学が果たすべき社会的責任」と題したスピーチで締めくくられ、盛況のうちに終わりました。