2022年度のテーマは、
「みどりのオープンキャンパス」
多摩丘陵に連なる大学のキャンパスには、それぞれに学びの環境としての多様な緑地があります。大学は、教育と研究に加えて、近年では社会貢献が求められ地域連携の機会も増えています。そうした中で、大学の緑地を活用しての環境教育、農林業体験、動植物観察、ビオトープや東屋の設置などによる憩いや交流の場の試みが、学生や教職員だけでなく、地域の人も参加しておこなわれています。大学の緑地をもっと活用できたら、地域はもっと魅力的になっていくはず。その時、デザインの力はどう活かせるのか。多様な立場の人と、前向きに話し合い、考え、交流する機会になれば幸いです。