Design Session Tama 2019 2019.12.08.sun 9:30-19:00 明星大学日野キャンパス 32号館
自分たちの暮らしの目的地を探る「デザインセッション多摩(DeSTデスト)」。地域をリサーチして、課題を明確にして、資源を活用して、魅力を引き出して、アイデアを出し合い、価値を創造して、自分たちが目指す目的地に近づいていく。個性的な30市町村があり、約420万人が暮らす東京の西側に位置する「多摩」。この地域で、デザイナーをはじめ、経営者、会社員、公務員、商店主、研究者、教育者、学生、など、この地域に住み、働き、学び、遊ぶ、多様な仲間がつながり、共に考え、できることを持ち寄り、デザインの力を活かしたプロジェクトを増やしていくためのプラットフォームです。
2019年のテーマは、「こどもとデザインとまなび」。教育熱心な地域として知られる多摩エリア。子育てしやすい郊外住宅地として発展してきました。この地域には、学校教育、社会教育をはじめ、民間の塾や教室など様々な学びの場があります。社会が大きく変わっていく中で、こどもたちの学びをどうしていくのか。知識を覚える教育から、自分で考える力をつける教育へ。正解を求める教育から、自分なりの答えを探す教育へ。保護者や教育者だけでなく、地域のおとなもいっしょになって、こどもたちの学びの場をつくっていく。そんな取り組みがはじまっています。その時、デザインの力は、どう活かせるのか。様々な立場の人と、前向きに話し合い、考える機会になれば幸いです。
「デザインセッション多摩(DeSTデスト)」は、2部構成。
1部の「トークセッション」では、変わっていくこれからの社会のために、本質的で創造的な学びを探求する3人といっしょに、こどもにとっての「学び」の意味や方法、そして可能性について話し合います。
2部の「ワークセッション」では、地域で活動する10人のクリエーターがリーダーとなり、デザイナー、教員、公務員、会社員、NPO、市民、学生など多様な立場の人と「地域の学び」を考えます。
開場 | 09:00 | |
---|---|---|
基調講演1 井庭 崇「創造社会の学び」 | 45分 | 09:30~10:15 |
基調講演2 おおた としまさ「日本の育児と教育」 | 45分 | 10:15~11:00 |
基調講演3 竹村 詠美「教育の未来を考える」 | 45分 | 11:00~11:45 |
休憩 | 15分 | 11:45~12:00 |
ディスカッション | 60分 | 12:00~13:00 |
休憩 | 90分 | 13:00~14:30 |
---|
開場 | 14:00 | |
---|---|---|
ワークセッション1 | 60分 | 14:30~15:30 | 休憩 | 15分 | 15:30~15:45 |
ワークセッション2 | 60分 | 15:45~16:45 |
休憩 | 15分 | 16:45~17:00 |
ワークセッション3 | 60分 | 17:00~18:00 |
交流会 | 60分 | 18:00~19:00 |
1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2003年同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。株式会社クリエイティブシフト代表取締役社長。著書に『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』など。
東京都生まれ。麻布中学校・高等学校卒業。上智大学外国語学部英語学科卒業。株式会社リクルートから独立後、数々の育児誌・教育誌の編集にかかわる。中高の教員免許をもち、小学校での教員経験もある。「世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方 最高の教科書」など教育や育児に関する著書60冊以上。
McKinseyを卒業後、インターネットを活用した事業企画やマーケティングなど幅広い業務に携わる。2011年に立ち上げた「Peatix.com」は現在27カ国、400万人以上のユーザーをもつ。現在はSTEAMや21世紀教育をテーマに執筆、講演、研修など幅広く活動中。8月に主催したLearn X Creation では、2日間で2500人が教育の未来を考える場を有志の仲間でプロデュースする。小・中学生二児の母。
国分寺、国立あたりで育つ。武蔵野美術大学卒業。大日本印刷、リビングデザインセンターOZONE経て、2004年独立。日用品、店、住宅、展覧会、書籍などを企画・プロデュース。つくし文具店、コド・モノ・コト、中央線デザインネットワークなど独自のプロジェクトを立上げ育てる。著書に「9坪の家」「コドモのどうぐばこ」「デザインスタンス」など。
1987年山形県生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科卒業。東京都立城南職業能力開発センター・木工技術科で家具製作を学ぶ。2013年にgyutto design(ギュットデザイン)を設立。現在は、埼玉県内の中小企業のデザイン支援を行う一方、「使い手とともに作る」をテーマに、一般ユーザーに工作の楽しさを伝える活動を続けている。書籍「杉でつくる家具」の作品製作・工程解説・撮影を担当。
1983年埼玉県生まれ、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。VI(ビジュアル・アイデンティティ)によるロジカルなデザイン制作の手法を学ぶ。現在はnicona DESIGNとして多摩エリアを中心にフリーで活動中。「想いを見える化するプロセス」を大切に、企業やプロジェクトのブランディングを手がける。
UIUXデザイン会社に所属する元ゲームプランナー。ゲーム・ワークショップ・組織(チーム)・プロジェクトなど、人と人とが様々なコミュニケーションを楽しめる場作りが大好きな八王子在住2児の父。遊びのデザインユニット「daitai」、八王子の新しいデザイン事務所「バトンデザイン」のメンバー。
2015年に奥多摩町にアトリエを構える。2016年に移住。美術家として個展、グループ展での作品発表。
OKUTAMA ART FESTIVALをはじめとする様々な展覧会のディレクション。奥多摩日本語学校内(旧古里中学校)にオープンした「おくたま森の工作室」の企画・運営。明星大学デザイン学部と共同で行うワークショップ「おくたまこども大作戦」を主宰。
東京都国分寺市出身。高校卒業後、ヒッチハイキング、野宿生活、四国の歩き遍路などを経験。その後、大学で仏教を学び、学部を首席で卒業。卒業後、学校、塾、地域など様々な場で、哲学対話や探究的な学習を行う。2019年4月、国立駅北口に探究型学習塾「ベースクール」を開校。日々こどもたちと遊ぶように学び合っています。NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ理事。
2013年地元である東村山るるぶの制作をきっかけに、多摩の観光PRプロジェクト「Another Tokyo TAMA」の図鑑カードやマップなど、地域に根ざした冊子やイベントの企画制作を手がける。2017年合同会社ハチコク社設立。今年5月、空き家を改装した文化複合施設「百才[ももとせ]」をオープン。小・中学生二児の母。
吉祥寺の大人の学び場 BeYond Labo代表。「大人が学びを楽しめば子供も学びを楽しむ」ことをモットーにいくつかの学び場を運営。BeYond Laboは吉祥寺を中心に2017年12月より活動。地域で24回の開催し、地元企業、社会人、子育て中のパパママ、フリーランス、学生など様々な約500人と学ぶ。 妻と娘をこよなく愛し「ファミリーファースト」を掲げる二児のパパ。33歳。
1974年長野県飯田市生まれ。フリーランスデザイナー。地域リデザインカンパニー「合同会社パッチワークス」メンバー。野外映画館「ねぶくろシネマ」や建物のお葬式「棟下式(むねおろしき)」、対話型マルシェ「いっぴんいち」、仕事を子供に伝える「こどものしゅうかつ」などの企画・制作に携わる。小学3年の息子が一人。
東京学芸大学教育学部美術科卒業後、デザイン事務所勤務を経て独立。イラストとデザイン、ワークショップ、オリジナルグッズの3つの軸を中心に「暮らすこと、つくること、伝えること」を大切にしたものづくりを目指す。東小金井駅高架下、アトリエ併設のお店アトリエテンポ内にて『絵とデザインのアトリエ「ヤマコヤ」』を主宰。
1979年東京都日野市に生まれる。多摩川流域、国立市谷保の古民家を拠点に、流域生態系の機能に学ぶ都市〜里山環境の育成、建築〜土木の設計施工に取り組んでいる。WAKUWORKS 代表 / やぼろじ 代表 / 一社)大地の再生 結の杜づくり 代表理事。
1980年生まれ。武蔵野美術大学→市民活動支援センター→NPOグリーンズを経て現在フリーランス。ローカルデザイン・ソーシャルデザイン分野におけるプロジェクトマネジメント/生涯学習事業の企画・研究を専門としている。
学校内外でヒト・モノ・コトをつなぎ、STEAM/PBL教育の実践に挑戦中。テクノロジーを活用したワークショップを各地で展開するほか、出張図工室プロジェクト「山と水の図工室」の活動が第21回東京新聞教育賞を受賞。西荻窪~武蔵境エリアの地域プロジェクトにも複数携わる。武蔵野市在住。二児の父。Microsoft認定教育イノベーター、SOZO.Ed副代表、西荻ペーパートライメンバー