デザインは単に色や形を扱いモノをつくり出すだけではなく、人々が気づかないニーズやシーズを掘り起こし、「ヒト・コト・モノ」をつなぎ、事業にしていく営みでもある。この広義な意味でのデザインに含まれる考え方は「デザイン思考」と呼ばれ、世界の有力企業がブランド力とイノベーション力を向上させるために経営戦略の中心に据えている。この様な拡張するデザインの役割を、実例をもとにビジネスの観点から学ぶ。